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2013年3月

うどん遍路 ~関西モフ会メンバーがやってきた~

さて、去る3月23日から24日にかけて、いつもTwitterで遊んでいただいている人々のうち、関西モフ会のメンバーがうどん遍路にやってきました。私はうどん県民として、今回の旅のコーディネートをさせていただいたので、そのご報告をしたいと思います。

なお、今回はいつものようなアグリサイエンスネタではないので、口調(文体)が全然違うので違和感があるかと思いますがご容赦ください(笑)。バイクブログの方でやっても良いんですが、バイクは全然出てこないこともあってこちらでやることにしました。

さて、今回来ていただいたのは、ゆうくぼさん@yu_kubo頓服さん@alchmistonpukuなおきちさん@naokororin2のお三方。初日は、ここへTOYOSIMAさん@zevonkeirinも加わっていただき、さらにうちの長男と次女も特別参加させてもらいました。

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一日目はスケジュールの都合も合って一軒だけ。うどん本陣山田屋です。ここの外観写真を撮るのを忘れてた・・・。と言うわけで、僕が食べた卓袱うどんです。卓袱うどんはたくさんの具を炊き込んだ出汁がかかったうどんです。ここのは大根、油揚げ、里芋、天ぷら(魚の練り物)、鶏肉などが入っていました。奥に写っている金属製のリングは、yu_kuboさんが持ってきてくれた手品のネタ、リングキャッチャーです。yu_kuboさん、いつもありがとうございます。

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これは、次女が食べた卵とじうどんです。

さて、腹ごしらえができたところでこの日はとりあえず観光案内です。山田屋からほど近い屋島に登り、屋島山上水族館を目指します。

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屋島に登るドライブウエイ途中にある展望台から見える景色です。やや右寄りに見えるぎざぎざした山は五剣山と言います。源平合戦の「屋島の戦い」が行われたのがこのあたりの海です。

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屋島山上から高松港方面を見たところです。鬼ヶ島伝説の女木島(左)、男木島(右)が見えます。

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屋島水族館のイルカショーです。

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みんなのアイドル、カワウソくんです。

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アメリカマナティ。

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亀の甲羅を囓るスッポン。喰うの?

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クラゲ水槽。

で、晩ご飯はうどん県のその他の名物、骨付き鳥へご案内しました。ここでも写真撮り忘れた・・・。その後、カフェでデザートを頂いて、この日は解散。関西組はもう一度呑みに行ったらしいです(笑)。

そして第2日目。TOYOSIMAさんは収穫作業のためこの日は残念ながら不参加でした。で、朝一で早朝からやっている中西うどんへお連れしました。感想はほかの人のブログでご覧ください(爆)。その後、ニューレオマワールドの亜細亜街道へ。バブルの頃、結構お金をかけて作られた施設ですが、今は訪れる人も少なく、無料開放されています。

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アンコール遺跡と讃岐富士のコラボ(笑)。

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頓服さんが「しょぼいモスクバザールだな!」と感嘆(?)の声を上げていました(爆)

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そして、2日目のハイライト山内うどんです。エッジの効いた腰のあるうどんに皆さんびっくり。駐車場には県外ナンバーの車ばかりでした。

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うどん県と言えばため池。なので、日本一のため池をお見せしようと満濃池へ。満濃池園庭下の公園で山羊発見。立ち上がって桜の枝を囓ろうとしたところをパチリと。

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春霞(黄砂?)の満濃池です。


で、この後、特別ゲストとして消費生活相談員のyuriさん@syoyuriが合流。さか枝うどんへ行った後、夢果房たからでデザートです。

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チョコイチゴ大福です。チョコ生地の餅かと思いきや、イチゴ大福をチョココーティングしたものでした。

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そして、デザートの後「もう一軒行きたいとyu_kuboさんが言いだし、うどん処しんせいへ。うっかりさか枝で肉うどん大を食べてしまった私はもうこれ以上食べられず、yu_kuboさんたちが食べるのをただ眺めているだけとなりました(笑)。仕方ないので、裏の畑で咲いていた菜花を屋島をバックに入れてとりました(頓服さんが同じような写真を撮っていたのを真似した)。

以上で、私からの報告を終わります。うどん遍路なのに、うどんの写真が少なくてごめんなさい。地元民なので、ついつい端折ってしまいました。とりあえずyu_kuboさんのこのエントリーでお楽しみください(爆)。

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自分はなぜこんなことを始めたのか ~ぶたやまさんの「あなたの理由は何ですか?」に寄せて~

twitterで、表題にあるようなぶたやまさんのまとめを見た。そして、ふと自分はどうしてブログでこんなことを始めたのだろうと思ったが、以前にぶたやまさんと話をしたときにはすぐに頭の中でまとめられなかったので「後でブログにでも書くね」といってそのままにしていた。というわけで、今回はそのことを自分の中で整理するためにもエントリーにしたいと思う。

とはいっても、結局は自分の考えてることって似たようなことがぶたやまさんのまとめの中に必ず見つかってしまう。でも、自分のためには無駄にならないと思うので、何とか文章をでっち上げる作業にかかろう←いまだに前置き。

一番のきっかけは、農作物の安全性に対する一般の誤解だった。これは、農薬・化学肥料に限らないが、「人為的に化学合成された物質」への嫌悪感が大きいと思う。高度成長期の公害など(一般化しちゃって申し訳ないが)で特に日本人には新規テクノロジーへの忌避感が強いのだろうか。また、農薬事故による被害は、現在でもなくなってはいない(農水省の統計資料参照)。農薬の安全性にいまだに疑問を持っている人が後をたたないことに関して、これも理由の1つになっているのだろう。

また、農作物中の硝酸塩濃度が高いものが多く(農水省の資料参照)これは化学肥料が悪いように思われているが、化学肥料そのものが原因ではなく、化学肥料であろうが、有機質肥料であろうが、やりすぎがよくないのであって、あくまで施用された窒素の量の問題なのである。

とにかく、農作物の安全性に対する認識は(あくまで個人的印象だが)他のニセ科学問題と違い、「農薬や化学肥料は危険なものである」が一般的であるということだろう。もちろんこれは、農薬の安全性に関する技術や使用法や規制する法律などが時代とともに変化してきていることに対して、一般の認識が追いついていないことによるものだろう。ここのところは、われわれ行政の立場にいる人間にも大きな責任がある。もちろんそのほかの社会的な問題もあるが、ここでは話が分散しすぎるので申し訳ないが論じないことにさせていただく。

農薬や化学肥料の安全性については過去に何度も述べてきているので、ここではいまさら繰り返さないが(どんなに使っても安全だと言っているのではない。あくまで量の問題)、こういった一般認識の状況が非常に腹立たしく、農業全般が冷ややかな目で見られることが我慢ならなかった、というのが出発点となっている。

ただ、このようなことをやり始めてからやや認識を改め、自分が属する業界の利益を代表するだけでなく、誤った認識が広まったままでは社会のリソースがあまりにも無駄になりすぎている、そこを何とかしたいと思うようになった。そのあたりは、ニセ科学批判関連などのつながりでネット上でやり取りをするようになった方々の影響が大きい。その当たり、自分は非常に恵まれていると多方面に感謝したい次第である。

・・・しかし、逆にその絡みでEMやホメオパシー関連の批判に結構な頻度で関わらざるを得なくなったことだけはなんだか重いものを背負い込んでしまったようで、ちょっとしんどい思いはしている。とは言っても、それは自分の自由意志でやったことであり、特定の誰かに恨みなどを持っているわけではないので、誤解なきよう(笑)。

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