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2011年1月

クレーム処理の是非 2

前回のエントリー「クレーム処理の是非」で土耕栽培のイチゴに高設栽培の写真シールが張られていた事によるクレームのことを書いた。そのことについて友人からtwitterでいくつか指摘があったので、追記しようかと思ったのだが、そのあたりについてわかりやすいようにエントリーを分けた。

その中で、高設栽培についてはそれによって付加価値をつけている農家が実際にいるから、そのシールが意図的に優良誤認に誘導しようとしているかどうかは判断が微妙なところだ、と言う指摘があった。

考えてみれば、自分の県でも高設で手間を掛けて、というポスターまで作って差別化を図っている集団もあり、県内ではあっても産地も品種も違うとはいえ同様のイメージで見られるのは避けられないだろう。もちろんJAの立場は自分がずっと付き合ってきたことから意図的に優良誤認を狙ったものでないことは断言できるが、そういう事情は消費者にはわからない。私はわかるからこそJAの立場からものを言ってしまったのだが、やはりそれはあまりに一面的な見方であった。

とすれば、当該JAとすればもはやクレームをつけてきた消費者には連絡の取りようがないのであるから、これから先は誤解を招かないように留意するしかあるまい。産地のイメージを向上させるため良かれと思ってやったことであるから、むやみに謝罪する必要もないと思うが、せっかく気づく機会を与えられたのである。ここはより消費者に信頼されるようしかし、JAや生産者の負担が大きくならないよう対処する必要があると思う。私も、もっと多面的にものが見られるよう視野を広くする努力をしたいと思う。

それにしても、前のエントリーを書くのには実はずいぶん逡巡したのだが、書いてよかったと思う。今回はあまり大きな問題になるほどのものではなかったと思うが、独りよがりな思い込みほど怖いものはないからである。

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クレーム処理の是非

先日、我が県の消費生活担当部署に、県産イチゴについてのクレームがあった。一部のイチゴのパッケージにJAがバイヤーと相談して生産者の写真をシールとして貼るようにしたものがある。また、生産者名が箱に押印してあったり、シールとして(写真のものとは別に)張られている場合があるのだが、これが問題となったのである。

とある県外の消費者が一度頂き物としてもらったイチゴが良かったので、もう一度同じものを購入したいと思い、我が県に在住している知人に頼み、同じ生産者のイチゴを買おうとしたらしい。最初に買った商品に貼られていたシールはイチゴの温室内で生産者数名が写っているというものだが、そのイチゴ温室がたまたま高設(養液)栽培の温室だった。そこで、その消費者が購入を依頼した先の知人に聞いたところ、その生産者が土耕栽培(普通に地に植える栽培)だったことがわかった。ところが、その消費者は高設栽培の方が手の込んだ高級品で品質がよいものであるとの認識を持っていたようで、シールの写真とは違う、これは虚偽表示ではないかというクレームを付けてきたのだ。それで、県の方で事実関係を調査し、新聞発表しろと要求してきた。

担当部署では、とりあえず事実関係については調査しますと答えたが、匿名電話であった事から、調査はしたもののその後の進展はない状態である。その過程で、私が関係者に事情を聞いたり、問題となったシールを入手して担当部署に送ったりしたわけである。

しかし、そのシールの写真は、たまたま生産者代表が高設栽培で、その温室で撮影されたと言うだけであり、高設栽培であれば品質が良いというわけではない。高設栽培をブランドの条件にしているわけでもない。県の方では、色々と法律を参照してとりあえず問題はないが、消費者に誤解を与えないようJAを指導すると言う事で決着した。もしかしたら、次回からはそのシールに「この写真はイメージです」などの文言が入るかもしれない。

それにしても、たった一本の匿名電話からこういう事態に発展するとは思わなかった。もちろん、健康に悪影響のある表示違反や、不当に単価をつり上げるような意図的な虚偽表示なら厳しく対処すべきであるが、正直言って誤解に基づくクレームにここまでリソースを裂くのはいかがなものかと思う。こういう風にあらゆる事にクレームを付け、無駄にリソースを消費させる事が農作物の流通を阻害し、ひいては消費者自身の不利益に繋がるのではないかと思うのだが、それは私の役人としての傲慢な根性なのだろうか。

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自閉症で気になる記事

気にはなっていたが、詳細を調べずにいた「三種混合ワクチンで自閉症になる」という論文があった。doramaoさんの「とらねこ日誌」というブログで知ったのだが、これが、どうやら論文の構成等に問題があっただけではなく、データが捏造であったとのニュースが47ニュースというサイトに出ていた。

この話がニセ科学批判系のブログ(と言う括りはあまり良くないかもしれないが)を中心に急速に広がっている。このブログは(たまにでも)見に来てくれる人ならよくおわかりと思うが、超遅筆である。と言うわけで、完全に乗り遅れてしまったので、いつものように他人のブログに相乗りさせて頂く。非常に申し訳ないが・・・。

せめてリンク集でも作ろうかと思ったが、すでにとらねこ日誌で綺麗にまとめて頂いているので、自分は次の土日までまとまった時間がとれないので(言い訳ばっかり・・・・)そちらをご参照頂きたい。

しかし、こんなに自閉症の親をバカにした話もない。予防接種を忌避する問題点については、すでに色々なサイトで論じられているので、ここでは触れない。私が問題にしたいのは三種混合ワクチン(MMR)を受けてしまった自閉症児の親がどういう心理状態になるのかわかってやっているのか、と言う事だ。

私は、重度の知的障害を持つ自閉症児を育てている。通常、親という役目の一応のゴールは子供を経済的、社会的に自立させるところだろう。しかし、自閉症児でしかも知的障害を伴っているとなるとそのゴールは永遠にやってこないのだ。別のゴールを求めて、自分も色々とその道を模索しているところだ。もし、MMRを我が子に受けさせた事で自閉症になってしまったと言う事にでもなればその親はどれだけ重い十字架を背負う事になるか、想像しただけでも心が塞がってしまう。

二度とこんな話が持ち上がらないように、ここを読んだ人にもこの話を拡散して頂くようお願いしたい。

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きわめて雑な映画レビュー 「ヤマト」&「仮面ライダー×仮面ライダー」

この正月は珍しく映画を2本も見た。1本は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。もう1本は「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」である。このラインナップをご覧いただければたちどころに理解できると思うが、私は実は「特ヲタ」である(笑)。私の書斎(とは名ばかりの小さな半物置)にはガメラやゴジラ、ウルトラやライダーのフィギュアがあまり多くはないものの、飾ってあるような男なのである。

まず、「ヤマト」だが、結論から言えばまず満足できる出来であった。第一作のテレビシリーズ公開当時中学生だった私は、当時ヤマトの熱心なファンで、小説版も購入し、劇場版サントラは「さらば宇宙戦艦ヤマト」のものも購入し、何度も聞き返したものである。そんな私であるから、実際に映画を見るまでは不安でいっぱいだったが、その不安は良い方に裏切られた。

ネットでのレビューを見てみるとVFXに関しては評価が分かれているようだが、邦画の予算であれだけできていれば十分なのではないだろうか。「邦画の予算で」という断りがついている時点でバイアスがかかっていると指摘されそうだが、ヤマトそのものの造形に関してはコアなファンだった(過去形?)自分でもなかなか良かったと思う。エンジンルームなどのメカニックの造形は、CGが若干荒く、アニメ的であったのは少々残念だった。
コスモタイガーとガミラス戦闘機の空中戦は良くできていたと思うのだが、演出がスピード感を重視しすぎて、やや見難かった。しかし、それはCGの荒さを隠すためにだったのかもしれないが(笑)。
唯一心底残念だったのはワープのエフェクトである。煙みたいなのが吹き出してきて、そこへヤマトが突っ込んで消えると言う感じだったが、なんだかなぁ、と思ってしまった。これは技術的と言うよりセンスの問題だと思うので、自分に合わなかっただけかもしれないが、この辺は東映の方が得意かもしれない(木亥火暴!!)。

さて、肝心のストーリーである。まだ未見の人も多いと思うので詳しくは書かないが、第一作と「さらば」を合わせたようなストーリーである。そこを上手く融合し、ガミラスの設定もなかなか上手く考えられていたと思う。アニメの青い顔をしたガミラス人の登場を期待している人には残念かもしれないが、この映画のガミラスの設定は上手くリアル感を演出できているのではないか。また、アニメでデスラー総統の声をやっていた伊武雅刀が良いところで(声だけ)出てくるのもファンにとっては嬉しいところだ。

最後にキャストについて触れておきたい。まずは主演の木村拓哉に言及しないわけには行くまい。これは良かった、と思った。木村拓哉は何を演じても木村拓哉でしかないとよく言われるが、それは大きな問題ではない。木村拓哉がきちんとはまるような役どころにすればいいだけの話である。ヤマトではそれが違和感なくできていたと思う。
黒木メイサは美人だったので、よしとする(木亥火暴!!)。
沖田艦長の山崎努はさすがベテランらしく、重厚な演技で悪くなかったが、自分の好みで言わせてもらうと津川雅彦の方が合っていたかな、と思う。
高島礼子の佐渡先生は・・・まぁ、ストーリーの中心人物ではないから・・。
それ以外のサブキャラでは、西田敏行も悪くなかったし、緒方直人の島大介も堅実な感じだった。池内博之の斎藤はイメージとはずいぶん違うが、まずまずだった。しかし、なんと言っても柳葉敏郎の真田がいかにも「冷静そうで実は熱い男」を上手く出せていて非常に良かったと思う。「さらば」で真田が古代にかけた最後のせりふがなかったのは残念だったが、今回のキャストでは最も見るべきものが多かったのではないかと思う。
しかし、はまりキャラという事で言うと矢柴俊博(誰?)の南部を一番に挙げておきたい。いや、どうでもいいのだけども。

ともあれ、少なくとも払った金額+αの満足度が得られる映画だった。やはり、「ヤマト」にはまった世代なら見に行くべきだろう。

さて、次に「仮面ライダー×仮面ライダー」である。まぁこれは、テレビシリーズの延長+オーズ&ダブルの競演による子供達へのサービス編という理解で十分である。特ヲタでない限りあまり一般人(爆)にはお勧めしない。もちろん、テレビシリーズを見ているという前提で言えば面白かった。特にダブル編では脚本を担当した三条陸の持ち味がよく出ていて、時間いっぱい飽きさせなかった。やはり三条陸は自分好みの脚本家のようだ。それから、吉川晃司のファンにも楽しめるかもしれない(笑)。
オーズ編は、なんだか違和感があるな、と思いながら見ていたら脚本が井上敏樹だった。メインライターの小林靖子は本編で忙しかったのかなぁ・・・。そこが残念である。

それにしても、ライダー世界を渡り歩けるという設定のディケイドの絡みがあるわけでもなく、シームレスにオーズとダブルの世界が繋がってしまう、と言う点にも違和感を感じた。子供向けなのだから、とさしたる説明もなくと言うのには、平成ライダーシリーズの方向性からすれば納得しがたいものがある。まぁ、戦隊シリーズ同様劇場版(あるいはVシネ)だけのファンサービスなのだと思って目をつぶるのが「大人」というものなのだろうか。まぁとにかく、「特ヲタ(特に東映もの)」にのみお勧め、と言っておく。

それから、映画の最後にオールライダー総登場の映画がまた作られる、という特報が入った。40周年記念作品らしい。期待して良いのか・・・・。

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VTRと過ごしたこの1年

VTRが我が家にやってきてもうすぐ1年になる。この間、ウインカーを自分で交換したり、リヤタイヤの交換、フロントフォークのOHと様々なトラブルに見舞われてきたが、最大のトラブルはやっぱりエンジン交換だと思う。
マフラーから白煙を吹き始めた時はお金のかからないトラブルであって欲しいとの願望からオイルの入れすぎによるオイル上がりだと考えていたが、そう甘いものではなくヘッドのガスケットが劣化した事による冷却水の燃焼室への漏出だった。
しかし、このガスケットの劣化に関してはフラッシングオイルによるエンジン内部の洗浄も影響した可能性があるのではないかと疑っている。確証はないが、その後から白煙を吹くようになったと思えるのだ。
それはともかく、結局エンジン交換と相成ったわけだが、このエンジンは結構当たりだったのではないかな、と願望も含めて思っている(笑)。交換当初あまり良くなかった燃費も徐々に向上してきて、レスポンスやトルクの出方にも全く問題はない。以前も書いたが、その辺自分の感覚はあまり信用できないようなので、若干の不安はあるが・・・。

ともかく、最初の1年は何とか無事乗り切った。昨日もエンジンの掛かりに問題はなかったし、CBXの時のように再びフロントフォークからオイルが漏れてくる事もない。そろそろ一度ロングツーリングに出かけてみるのも良いかもしれない。まぁ、暖かくなってからになると思うが。それと、まだ高速道路の走行も実現していないので、早く高速巡航も試してみたい。それにはETCを付けるべき、とは思うがそれより先にヘルメットが古いものばかりになりつつあるので、安全性の確保のためにもまずヘルメットの買い換えが必要だろう。しかし、ヘルメットについてはモーターサイクリスト誌の懸賞に応募しているので、それが外れたら具体的に検討したい(爆)。

とりあえず、高速道路無料区間のあるところまで地道でツーリングしてそこを走ってみようかな、とせこい事を考える、コタツの中で過ごすとある冬の一日なのである。

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